世界経済の方向 2019 8 25

 先日、久しぶりに図書館に行ったところ、
「ウォールストリートジャーナル」が目に入り、
手に取って読んでみました。
 「The Wall Street Journal.」の「August 16, 2019(Japan)」です。
気になった見出しは、以下のとおり。
「Stocks, Bonds Flash Warning Signs」
「Global Economic Slowdown Deepens」
「Recession Risks Grow as Nationalism Rises」
 なんだか世界経済はよくない方向だと思い、
「これからは不景気へ向かう」という文章を書こうと思っていたところ、
ネットでは、「別の見方もあるのではないか」という意見がありました。
 その意見とは、東京エレクトロンの株価だというのです。
東京エレクトロンとは、世界トップレベルの半導体製造装置のメーカーです。
株価は、6月中旬から右肩上がりだと言うのです。
 確かに、調べてみると、
日経平均株価は、このところ迷走していますが、
東京エレクトロンの株価推移は、7月と8月は右肩上がりで上昇しています。
 経済学の教科書では、
「株価というものは、景気の半年先を予想している」と聞いたことがあります。
 しかし、経済指標は、明らかに「晴れ」から「曇り」へ向かっています。
一方で、東京エレクトロンの株価は、
今後、景気がよくなることを示唆しているように考えられます。
 もちろん、特定の業界の景気でしょうが、
今や、半導体は、あらゆる産業で使われる時代です。
 いずれにせよ、判断に悩むことはあっても、
各国の中央銀行は、利下げへと動いていくでしょう。





















































































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